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バーレーンの基本情報

バーレーンは奄美大島や佐渡島とほぼ同じ面積で、5月から10月までの夏季は厳しい暑さと高い湿気が続き、11月から4月の冬季は平均気温17度から26度ほどで降雨もあり、過ごしやすい。首都は人口約20万人を誇る中東有数の国際都市マナーマで、経済の中心地であり、バーレーンの主な島々への玄関口となっている。

人口約150万人のうち、バーレーン国籍保持者は半分以下の約70万人。人口の7~8割がイスラム教徒だが、他の湾岸地域のイスラム教国と比べると戒律は穏やかで、レストランやホテルでの飲酒や、一部スーパーでの豚肉の購入も可能。公用語はアラビア語だが、英語も広く使われている。
 

バーレーンの市場(スーク)の風景

主な観光名所は、古代ディルムン文明の首都として2005年に同国で初めて世界遺産登録されたバーレーン要塞や、中東最大規模を誇るバーレーン国立博物館やバーレーン国立劇場、砂漠の真ん中にぽつんと立つ“生命の樹”や、古い商店が立ち並ぶマナーマ・スーク(市場)などが有名。また、砂漠ツアーやウォーターパーク、ビーチアクティビティなども豊富である。

日本からバーレーンに行く場合、直行便はなく、ドバイ(エミレーツ航空)やアブダビ(エティハド航空)を経由するのが一般的。

バーレーン基本情報
【正式国名】バーレーン王国
【面積】769.8㎢
【人口】148.4万人、うちバーレーン人は70.2万人(2019年)
【首都】マナーマ
【公用語】アラビア語。英語も幅広く通じる。
【宗教】人口の85%がイスラム教だが、信仰の自由が認められている。
【時差】日本よりマイナス6時間
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バーレーンのゴルフ事情

ここで少しバーレーンのゴルフ史について触れておこう。同国にゴルフがもたらされたのは1934年。石油産業に従事する外国人により、油田近くに9ホールのコースが作られた。1937年には同国初となる18ホールを備えたアワリ・ゴルフクラブが誕生。グリーンは油で固めたサンドグリーンで、フェアウェイはむき出しの砂と石。現在もその状態のまま営業を続けていて、湾岸地域の「ホーム・オブ・ゴルフ」とみなされている。バーレーンゴルフ協会は1995年に設立されて、IGF(国際ゴルフ連盟)に加盟したのはその翌年。現在、同協会には5コース、1310選手が加盟している。

2022年、GDOはバーレーンゴルフ協会と提携し、本年度の「GDOシングルチャンピオンシップ」の1位と2位に、同国で11月に開催される「ハマド国王杯ゴルフ選手権」の出場資格を付与することとなった。
 

ロイヤルゴルフクラブ(バーレーン)

大会開催コースのロイヤルゴルフクラブは、コリン・モンゴメリー設計によるチャンピオンシップコースで、2011年には欧州ツアー(現DPワールドツアー)の「ボルボゴルフ選手権」が開催された。他にも9ホールのパー3コースやゴルフアカデミーを備え、クラブハウスには優雅な食事を楽しめるレストランやカフェも併設。同クラブは世界的なゴルフ場マネジメント会社であるトゥルーン社によって運営され、2013年には同社のファシリティ・オブ・ザ・イヤーを受賞している。隣接するロイヤルカントリークラブは、プールや多目的コート、フィットネスクラブやジム、サウナを完備して、ラグジュアリーなゲーテッドコミュニティを形成している。

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